乗り心地をよくしたい(バネレートを上げてみて)
リアサスペンション廻りでは悪影響しかありませんでした。
サスペンションの形式からして仕方が無いのですが、傷んだ舗装路の上り坂を加速しながら走ると、車体後部が左右に揺れる様な挙動が大きくなってしまいました。
犬がお尻を振りながら走るような挙動です。
あまり気持ちの良い物ではありません。
サスペンションを柔らかくすると真っ直ぐ走りませんし、硬くすると乗り心地が悪化します。
メーカー出荷時のセッティングは、かなり不満のあるものですが、妥当なのかも知れません。
では、乗り心地は良くなったのか。
旋回時の挙動は安定しました。
たとえば阪奈道路を走るときに、助手席の人が怖がる事も無いでしょう。
しかし、突き上げが酷くなります。
真っ直ぐ走っていて、路面に小さなギャップや欠損があると、そこで車体が飛び跳ねます。
助手席の人が飛び上がるくらいの衝撃です。
これは、フロントサスペンションが動きにくくなった事と、リアサスペンションのストローク減少が大きく関わります。
車高変化無く、スプリングレートを少し上げ、チジミ側の減衰力を弱めて伸び側の減衰力を高め、もっと軽いバネ下重量とすればベストかも知れません。
あと、16インチというタイヤサイズも、扁平率60%も、この車には合っていない。
確かに高速道路や郊外の広い道路では、素晴らしい直進性と旋回グリップを示します。
しかし、この車の場合、緩やかにフロントが負けてゆく感じで旋回した方が運転しやすいですし、直進性も15インチが良いバランスだと思います。
ぼくとしては、ポンポンと跳ねる感じが無くなれば、概ね不満が無くなりますので、今後タイヤとホイルを交換してみる事とします。
15インチの65%扁平のタイヤを、なるべく軽いホイールとセットで取り付けます。